物語のクライマックスを飾る『転』。
物語のジャンルによって違いはありますが、
『転』ち『結』合わせて、物語の1割しかないことを御存じでしょうか?
自分はそこまで気にして物語を読んだり、
書いてたわけじゃないので、
ノウハウ本で知った身であります。
ジャンルの特性を踏まえた狙いがあるのならまだしも、
「起」『転』「結」が無駄に長いと、ストーリーのテンポが損なわれ、
展開が遅く感じたり、緊張感が途切れて退屈に感じられる
【間延び】の印象を与えてしまうんだそうです。
今回はそんな、『転』がもつ機能をご紹介いたします。
『転』がもつ3つの機能
その1/読者に物語の【テーマ】を伝える。
但し、テーマが決まるタイミングは人それぞれです。
中には「承」を書き進めている間にテーマが変わって、
本当に伝えたいものが見えてくる場合もあります。
だけど「〇〇は、△△で××はだし、□□だ」
といったテーマは、読者に伝わり難いので要注意!!
読者に伝えるテーマは、シンプルが一番。
「愛は偉大だ」「友情は大切だ」といった一言形式が良いそうです。
その2/「起」からの変化を感じられる。
まずは「起」が『転』「結」とは真逆の状況であることが大前提。
そうでなれけば、挿絵のない小説は読者に変化が伝わり難いからです。
だから「起」で躓いた時は、
『転』「結」から考えた方が楽だったりします。
主人公の心境、生活環境、人間関係など。
読者には、文章で伝わる変化を与えるのが『転』です。
その3/積み上げたエピソードのクライマックス
長い『承』を積み上げた理由が、クライマックスを飾る『転』に必要です。
練習を重ね、危機を乗り越え、ラスボスに挑んだのにーー
これといったエピソードのないキャラが良いところどりする。
そんな内容だったら、読者はどう思うでしょうか?
最初からギャグスタイルならまだしも、
読者の期待を悪い方へ裏切ることだけはしないようにしましょう。
このクライマックスを迎えるために、
「承」という長いエピソードがあるのです!!
もっと具体的に『転』を知りたい方へ
昔話の<桃太郎>で例えると――
「鬼が島で戦う」から徐々に盛り上がって「鬼を倒す」場面が『転』です。
しかし、「鬼を倒す」と言っても__
・(初めて)力を合わせて倒す
・(初めて)勇気をもって倒す
どちらも「鬼を倒す」目的は同じですが、読者に伝わるテーマが変わってきます。
物語の盛り上がりを利用して、
貴方が伝えたい「テーマ」はなんですか?

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